ユカアンドアルファは、「SOHOパターンメーカー」を支援するシステムや
ネットワークを提案する。その一つとして、スタンダードな機能に集約した
新しいCAD「アルファミューイライト」を発表する。
アルファミューライトはSOHO、中小企業、工場などの企画部門をバックアッ
プするために開発した。パターンメーキングで評価を得ている同社のアパレル
CAD「スーパーアルファプラス」のメニューを見直し、よく使われる機能を
厳選、新たなデータベースで構築した。ユーザーの使い勝手を重視し、
シンプルにすることでCAD導入のハードルを下げるのが狙い。
パターンメーキング、グレーディングのソフトがあり、今秋からレンタルで
販売を始める。
SOHO支援のもう一つがインターネットの会員制SNS(ソーシャルネット
ワーキングサービス)「APC-NET(アパレルパターンメーカーズクラブ)」。
ファッション業界に特化したSNSで、一般社団法人日本アパレル・パターン
メーカーズ・クラブ(代表理事・林田勲ユカアンドアルファ会長)が運営している。
スタートして一年だが、すでに会員数六百人を超し、SOHOはじめアパレルの
パターンメーカー、デザイナー、縫製企業、商社、素材・付属、教育機関など
幅広いメンバーが参加。今回はAPC-NETからASP型で提供する生産管理
システムも紹介する。
デザイン画やサンプル作成などのデータ、進捗状況などを管理出来る。
一方、アパレル企画管理システム「ユニファイ」で、OSを問わずに運用可能な
新バージョンを紹介する。
ワークショップは二十五日十四時十分~同五十分、テーマは
「Y&A SOHO応援ネットワークSTART」。